共働きの家庭で一番悩むのが、毎日の夕飯です。
食事の用意をなし崩しに妻が担当しているケースが多く、「どうして旦那は手伝ってくれないのか?」と不満に思っている女性が、世の中には大勢います。
この記事では、共働きをしている夫婦が食事についても協力し合うための解決方法を考えていきたいと思います。
Contents
食事の用意は妻が担当する家庭が多い
毎日の食事は、夫婦のどちらが用意するのかで、もめやすい部分です。
まずはじめに、夫婦共働きが当たり前になっている現在、日本の多くの家庭ではどうなっているのかを理解しておきましょう。
旦那と妻のどちらかが食事当番になっている
令和時代になった現在も、多くの夫婦共働き家庭で夕飯の準備は、基本的に女性の仕事であることが、2018年の共働き夫婦の家事分担調査で明らかになりました。
こちらの調査では、なんと妻側が家事の9割を担っていることがわかったんですよね。
しかし、それでは男性と同じぐらい仕事をしている女性の負担が重く、結果的にコンビニやスーパーの弁当に頼る状態に陥ってしまいます。
それとは反対に、自分では料理ができずに旦那に頼り切りの事例も少ないながらあります。いずれにせよ、夫婦のどちらかだけに依存していては、長い結婚生活を乗り切れません。
お互いに、助け合う先進が必要になってきます。
食事当番が偏っていると破綻しやすい
主に家族の食事を用意している人が仕事で帰れなくなると、食卓が一気に貧しくなります。
なぜなら、手が空いているけれども、普段は食事の用意についてノータッチの旦那や妻だけでは、どうすればいいのかが分からないからです。
子どもが成長してから共働きに復帰するケースでは、自宅に残している子どもの健康面も心配です。
店舗で売られている惣菜や弁当での食事だと、揚げ物のように高カロリーで栄養が偏る羽目になってしまうのが大問題です。。
共働きだと、食事の準備を分担するのは難しい
お互いに仕事に励んでいる状態では、動ける方が率先して家事をするのが理想的です。
しかし、夫婦どちらとも料理ができるならよいですが、料理ができない相手に覚えさせることは、実際にはなかなか機能しない選択肢となります。
相手に料理を覚えさせるのは誤った選択
共働きで食事の準備を分かち合うのは、かなり困難な作業です。
というのも、下記の3点の理由があるからです。
- 家族全員が納得する味や献立にするのは難しい
- 料理のレパートリーを一から覚えるのに時間がかかる
- 仕事と料理の2本立てでは共倒れになる
家族それぞれの好みを把握して、栄養バランスについても学び、しかもそれを継続することは、長年の経験がある主婦ですら閉口します。
ベテランですら辛いのですから、共働きの特に新婚の奥さんにそれを行わせるのは酷というものです。
すぐに弁当が買える環境では続きにくい
そもそも、料理を覚える人が減ったのは、いつでもどこでも食事を買えるようになったからです。
仕事帰りにスーパーに立ち寄れば、値引きされた総菜や弁当が普通にある日常では、昔のように苦労して料理を覚える必要がありません。
ましてや、共働きでは、ヘトヘトになって帰ってきてから料理する気力など湧かないでしょう。
厳選した食材で自炊した場合でも、共働きでは思わぬ残業や出張、同僚との付き合いで予定が狂ってしまうものです。
食事の宅配サービスで毎日の食卓を豊かに
そこで、オススメしたいのが、食事宅配サービスです。
各業者が行っている食事の宅配サービスは、共働きの家庭にかなり配慮したサービス内容となっています。
子どもが喜ぶメニューも豊富で、大人にとっても味わい深い品揃えになっています。
加工済みの料理セットはとても便利
食事の宅配サービスは、数人分の料理が1セットです。
説明書に従えば、最短5分で食べられる状態にできるので、夜遅くに帰ってきても、すぐに食事にありつけます。
ご飯は別の扱いになっているので、米をあらかじめ買っておいて必要に応じて炊いておくことが必要ですが、おかず類に関しては、電子レンジで温めるだけの弁当タイプも選べるので、本当に手軽で便利です。
子どもを育てている家庭に向けたサービスでもあるため、小さな子供でも食べやすい味に工夫されています。
必要な時に必要な分だけ使える
配達が届いたら、パッケージを開封して指定された時間の加熱で食べられるので、料理ができない人でも楽に準備できるのがいいんですよね。
電子レンジでチンではなく、食材をカットする段階から始まるコースもあるため、予算と許容できる手間に応じて選択することが可能です。
密封された冷凍タイプなら日持ちしますから、柔軟にスケジュールに入れられます。
例えば、忙しい時期にだけ冷凍品をストックしておき、米も休みにまとめて炊いて小分け冷凍をすれば、食事の手間をほぼ全て省けるのです。
食卓でも夫婦で支え合うことで家族円満
現代社会では、医者の指導による食事制限もあり得ます。
特に高齢者夫婦の場合、塩分をきっちりと決めて摂取するケースも出てくるので、食事の宅配サービスで乗り切りましょう。
糖質制限などの特別なコースも選べる
プロの栄養士などが監修しているコースでは、塩分や糖質を計算した献立で食べられます。
自宅で家族を介護する際にかなりの手間となる、特定の条件を守った調理をプロに任せられるのはありがたい限りです。
実際に作ってみると分かるのですが、調理でグラム単位の制限を守るのはかなり苦労します。一般のメニューに比べて多少割高になるものの、覚えておいて損はないサービスですよ。
4週間も重ならない
食事の宅配サービスは毎日の食事として、約4週間も違うメニューになっています。そのため、長期的に利用しても、同じメニューで連食になる心配はまったくありません。
スゴイですよね♪
一昔前から食事の宅配サービスはかなり進化しており、業者によっては料亭のような老舗とも協力関係にあります。
ですから、「単調な味でやっぱり自分で作った方が美味しい」とはなりにくいんです。
まとめ
夫婦共働き家庭では、食事の宅配サービスが圧倒的に便利です。
食事の用意のことで夫婦喧嘩していた家庭にとっては、救世主となるでしょう。
誰でも簡単に用意できるパッケージ式もあるので、夫婦そろって早く帰れない時であっても、子ども自身が準備して食べられます。
自分で味付けをするタイプも選べるので、飽きずに長く続けられますよ。